北原サロンインタビュー

interviewサークルでは、北原サロンのメンバーのインタビューをサイトやyoutubeで公開していきます。
2回目のゲストは、齋藤良子さん

エキサイティングな人生を送るとは、何かを犠牲にして、何かに没頭することだ

インタビューを受けて頂けくのは齋藤良子さん。
ご自身のアイスのブランド 【friendooR フレンドール】を立ち上げて10年
手応えを感じつつも、毎日の暮らしに違和感を持つ。何を変えなくてはいけない。
悩み抜いた末に彼女は一つの決断をする。
その決断から得た現在と未来とは?
彼女は今自分を解き放った。

先ずはこのオンラインサロンに入ったきっかけを教えてください。

サロンメンバーの小林義幸さんとの出会いです。
彼が北原さんの別荘 佐島に誘ってくれました。

小林さん
素晴らしい!

そこで北原さんに会い、このサロンの存在を知り、入会しました。2019 年の5月頃でした。

---小林さんって周りはあまり気づいていないけど とてもアクティブな人です。

色々な資格を持って、さらにキャリアの範囲を広げている。
会社人の小林さんから知っているけど、フリーなった後の小林さんの方が何倍も魅力的だ。

そのアクティブなアンテナに齋藤さんが反応したわけですね

はい 私が尊敬してやまないレストランのオーナーを小林さんがよく知ってらしてそこで出会いました。

---そんなアクティブな小林さんもであ、齋藤さんの第一印象からお伝えします。

齋藤さんは見るからにアクティブです。

ありがとうございます、そう言って頂けるのは本当に嬉しいです。
だけど、実は違うんです。
仕事がら一日中 誰とも口を聞かない日もあるし、この10年 仕事が終わると家に帰って炊事をして寝るような毎日でした。

---人前でガンガンとプレゼンしていくタイプかなと思ってました。

全く(笑)
人前で話すのは苦手ですし、話た事もあまりありません。
基本的には職人です。
毎日工場でひたすらアイスを作っている。
あとは家に帰って寝るだけ、

でした。

---でした?

じゃあ今は違うのですね

はい 変わりました。
いや、変えました。
去年(2019 年)の私とは違う自分がここにいます。
そう言い切れます。

---具体的に言ってまず何を変えましたか?

10年付き合っていた人と2019 年の初めに別れました。
彼には全く別れに至る理由はありませんでした。

とても誠実で私を大切にしてくれました。

しかし、私は自分から別れを切り出して そこから違う自分になりました。

彼との未来は常に考えてました。だけど

---だけど

10年付き合って じゃあ次の10年と想像した時に一緒に人生を歩いていくのは彼だとは思うことができませんでした。

---普通なら現状と折り合いをつけていきますけど、そうではなかったと

はい

人は『意識』だけでは変われないと思えるんです。意識を変えるだけだと弱い、やっぱり環境も変えて何かが、始まる。
と思っています。

まず、バランスを維持したまま、新しいことなどできるわけがない。現状を変えることなく、物事のいいとこどりをしようというのは不可能だと思いました。

---まさに齋藤さんは環境を変えたわけですね

変わる 変えたいと言う意識は大切だけど やっぱり意識だけ変えても長続きしないですね。
でもなかなか出来ない
多くの人は、「バランス」をとろうとしすぎますね
家庭と仕事、ビジネスと趣味、バランスを維持したまま、新しいことなどできるわけがないと

はい
今、「環境」が与えてくれた新しい出会いに生かされています。

---一度、今の環境を疑ってみてくたらいいかも知れませんね

もっと、考えられる自分が、その先で待っているかもしれない
なんか希望がある話だなァ

さて肝心のブランドについてお聞きします。
アイデアが浮かんですぐに起業されてますが、資金は?

それはもう色々。
あまりここでは書けないことも(笑)
(ライブで聞いた方は内緒)
お金はありました。
無借金で工場を作り上げました。

---齋藤さんの話はぬるくない(笑)

とてもシンプルで『いつか夢を叶えてたいみたい』な曖昧さが皆無だ。
お金があればやりたいと言い続けてやなない人はたくさんいますが、そう言う人はお金はあってもやらない。
齋藤さん
ご自身は職人なわけですから 営業はどうしたんですか?

全部一人です。
いくら資金があっても他人を巻き込んで その人の人生を狂わしてはいけないと思いました。

全て
一人で製造
一人で梱包
一人で配送
一人で営業
をこの10年続けました。

でも最近 いい出会いがあって いまは営業が一人できました。
今は彼女と二人三脚です。
やっぱりパートナーの存在は大きいですね

そして私の変化は仕事にも現れてます

営業と言う存在ができましたけど 私自身もさらに営業して
人脈を広げていかなくてはと前向きになりました。夜は大抵ビジネスディナーです。

---今では時代に逆行してますが 24時間働けますか?の世界だ

はい
24時間寝ても覚めもアイスのことを考えています。
会社を立ち上げた頃も もちろん仕事に没頭していました。だけど今は寝ている時以外ビジネスのことを考えつづけています。

そこまで徹底しないと、やりたいことはできない。でないと、土日に仕事をしたいと思っても、やっぱり「家族があって…」と中途半端なことになります。
今はビジネスに夢中です。

---2020年はどんな年になりそうですか?

わかりやすく
取引先を増やします。
次にオーガニックに基軸を置いていることをアピールしていきます。
時代はまさにオーガニックに向かっています。

その中でオーガニックアイスの立ち位置を明確にします。

さらにアメリカへの輸出を目指します。


オーガニックや天然素材だけで作ったアイス、シャーベット。
アレルギー、ベジタリアン対応。
無添加、白砂糖、人工甘味料不使用。

---いいなあ 斎藤さんの話には実行しかない。

「商品はこれ」、「その売上を上げる」、「そのために販路を拡大する」
未だに 「計画→実行→評価→改善」とか言っている会社に斎藤さんの実行力を教えてあげたい。最近、若い経営者とインタビューしていると「計画→実行→評価→改善」なんて考え方いう人誰もいない 「実行→修正→実行→修正」だけ、計画もない。

この10年間はどうにか売上を上げてこれました。
今、地元の松戸に会社があるんですが、さらに売上を上げて、早い時期に東京に出たい。

---最後になりましたが、オンラインサロンのボデイビルドのサークルに積極的にコメントしてますね。

坂部さんとの出会いが私の中に眠っていたボデイビルドに火をつけました。
これはすいません。すぐにじゃなくて 来年 ボデイビルの大会にエントリーします。
少し時間をください(笑)

【サロンのいい話】

齋藤さんから名刺をもらって、ウエブサイトのURL表記がない。
「あれ 齋藤さん ホームページは?」と聞くと、「ないんです」と答える
「作らなくちゃ 作らなくちゃと思っているんですけど、後回しになっています。」
ということでこの日インタビュー後に超会議が予定されていたので オンラインサロンチームの若松さんに相談してみるといいよ、とインタビューを終えた。
超会議が終わる頃、若松さんに相談して作ってもらうことにしました。

この話を聞いて、ああいい関係だ、と思えた。
なんか、サロンを作って良かったと心底思えました

ということで齋藤さんのブランド「frienddooR」のウエブサイトが完成しましたら、またここで紹介します

【インタビュー後記】

以前も書いたけど 『構想10年の計画』より今スタートする方がいい。
中田英寿さんをインタビューした際 彼は”take action"と言い続けていたし、ナイキのメッセージは不変な”just do it"

美容
外資ファッション
外食産業といくつもの仕事を渡り歩き、
齋藤さんは自分で作ったアイスを周りに褒められた数ヶ月後に起業している。
これで、食べていこうと決断した。

もちろんいくつかの運も味方したが、それにしても行動するエネルギーが半端ない。

いつか、やりたいは来た試しがない、の王道で行くような女性だ。
やはり、やりたい夢に向かって邁進している人はいつまでも若いし、女性に限っていえば間違いなく美しいと思います。

ご注文は電話08011470118まで。
もしくはメール friendoorpro@gmail.com
にて承ります。

【サロン事務局から】
北原オンラインサロンではサロンメンバーの方のインタビューを計画しております
インタビューをご希望される方はくさまさんまでご一報ください。
インタビュー場所は京橋SENQになります
時間は1時間を予定してください。
事前にQ&Aでのやり取りとさせていただき、インタビュー後はメールでテキストを作成します
ご興味のある方は是非応募ください。

interview with ryoko saito
interview20190116©︎
kitahara online salon©︎
location at kyobashi edogrand
cooperate by SENQ
interviewer& photo shigemi suzuki