Big  Mouthを叩き、それを実現する。

未来へ繋がる挑戦をしてこそ、人生はワクワクする。

高野剛(たかのつよし)さんは建築系コンサルティングとチームビィルディングコンサルティングを手がける経営者だ。 その姿は、まさにスポーツマンを地でいくように颯爽としている。 今回のインタビューでは彼の未来に向けたビジョンについて語ってもらった。

昨年のラグビーワールドカップでは日本中を感動に包んだけど、高野さんはどのようにワールドカップを観てましたか?

本当に嬉しかったです。
昔からよく知るラガーマンの活躍には勇気をもらいましたし、また自分の心に火がつくように思えました。
とにかく やるぞ!と言う根拠のないヤル気でした(笑)

日本中にそんな人がたくさんいたんだろうね(笑)

はい! 最初は日本チームには期待が低かったと思います。

今では決勝ラウンドに行った日本の実力を誰一人疑う人はいません。 しかし ワールドカップ前はそうではありません。

私自身も期待はしてましたが、まさか本当に決勝ラウンドに行けるとは半信半疑でした。

しかし 日本は勝ち進んだ。

日本チームが順風満帆で、何の悩みも苦労もなく、勝ち進んだのだとしたら、もしかすると、あそこまで熱く日本チームを応援していなかったかもしれません。 やっぱりストーリーがありました。

まさに日本は挑戦して勝ち進んだと

はい 挑戦すれば「ストーリー」は生まれますが、挑戦しなければ「ストーリー」は生まれないと思います。
付け加えると「挑戦し続けて、結果を残してこそ」意味がある。
挑戦して、失敗して また 這い上がる タックルを受けて、倒されて、立ち上がる、また倒される。
その挑戦と結果のストーリーに日本中は熱狂しました。

まさに日本はラガーマンたちのストーリーに感動したわけですね

はい、目標を達成する時、壁が大きければ大きいほど感動を呼ぶものです。
達成するには、取り組むスタンスと挑戦者としての在り方が大事になり、彼らの挑戦するスタンスと在り方が、結果と感動のストーリーに繋がったと思います。

そんな高野さんの新しい挑戦を聞かせてください。

まだ商標登録が済んでいないのでお伝えできるのは限定的になる事をご了承ください。
今までいくつかのビジネスを手掛けたりしてきました。
どれもやりがいがあり、結果もついてきました。
もちろんいい時もあれば、悪い時もありますが・・・・。

しかし 今回私はこのビジネスに、今まで以上の可能性を感じています。
それは、自分がやりたくて、やりたくて“ワクワク”しているからです。
「やりたくてワクワクしている」から挑戦したいのです。

ワクワクしてきました(笑) ありがとうございます。

その理由とは、私自身がラグビーを通して挑戦し〘奇跡〙が起きたことがあったからです。
1998年10月、私が28歳の時に、地元神奈川県で、国体がありました。

高校時代神奈川代表になれなかった私は、神奈川国体に出たくて、 日本代表のレジェンド洞口孝治氏(元日本代表キャプテン、日本選手権前人未到7連覇キャプテン)が監督している県代表指定チームである横浜の会社にラグビー入社致しました。

ところが1998年1月に会社が倒産、国体出場は白紙になり、〘夢〙も〘チーム〙も〘会社〙も無くなってしまいました。
しかし、絶望の中、日本ラグビー史のパイオニアである恩師、 洞口孝治氏の生き様を見てきた私は、国体9ヶ月前に99%不可能な、前例の無い国体出場の挑戦を決意したのです。

結果、〘奇跡〙は起こりました。国体出場の夢だけでなく、弱小といわれた神奈川代表が国体3位になりました。
そして、翌年春には神奈川代表のキャプテンにも任命されたのです。
その時の経験で知ったことは、「やりたくてワクワクすることは結果を残せる」でした。
私が取り組むビジネスは、アスリートが常に持っている身体能力、潜在能力をより発揮させるために、開発された商品になります。
現在 法務や商標周りをまとめていますが、商品はすでにプロトタイプが完成しています。

どんな商品か少しだけ教えてください。

一言で申しますと言うと『次世代型マウスガード』です。
ラグビーワールドカップでも選手が装着している映像が流れて 皆さんも目にしたかと思います。

現在のマウスガードは、アスリートたちの歯や脳への負担や、怪我をガードするための物として存在しております。
しかし、私たちはトップアスリートでもある歯科博士が「噛み合わせにより、身体能力(筋力、瞬発力)脳機能(反射神経、空間把握)の向上」について研究したものを、製品化すべく、全く新しいアプローチから「次世代型マウスガード」を開発しました。

現在、商品登録申請等を進めているところです。

と言う事は、マーケットは世界ですか?

はい ラグビーはもちろんサッカーやベースボール、バスケット 陸上競技、世の中のあらゆるスポーツだけでなく、身体能力や集中力を必要とする警察官、消防隊員、自衛隊等の職業も対象に、世界がマーケットになると思います。

つまり”絶対に小さい池で大きい魚になるな"だと 高野さんはまさにできるだけ大きな池で泳ごうとしていますね でかい挑戦ですね

”大きな池か!" いいですね しかし、私たちのチームはとても小さい。

小さい魚でもいいから、大きな池にいることが大事だと今!思いました。

チームは小さいけどまさに one teamで挑戦するわけですね?

はい。 実は商品名は既に決めました。

"Big Mouth”にしました。

日本語では大口を叩いたり、ホラを吹く人のことをビッグマウス(big mouth)と表現していますが、実はこれは完全に和製英語です。

きましたね!さらにワクワクしてきた 楽し過ぎる!

『大きいことを話す』と言う意味からから、日本語の「デカいことを言う」になるけど 高野さんはあえて"big mouth"で行くと!

はい 身の丈に合っていないことを得意げに話している様子を表す際によく使われるフレーズですが、まずは大口を叩き、“目標を口にして、自分にコミットする!” 実力は後からつけていくように頑張ると!!

いいですね 挑戦するにはbig mouth 大切ですね。 いよいよその挑戦が始まると! 偶然だけど 今日この後 織本一秀さんに会いに行くと聞きました。 織本は僕がまだトイズに在籍した頃の部下でした。

はい ノベルティの世界では織本さんは有名です。
ラグビー繋がりで織本さんを紹介されました。
本日、初めて会います。 そこで商品作りの視点でアドバイスを頂こうと思っています

彼はトイズ在籍時代から物作りをひたすら情熱を持ってやってたからね。 いい"team”になると思います。 よろしく伝えてください。

ありがとうございます。 商品が完成したら、このサロンで一番に紹介させてください。

楽しみにしています 最後にこのサロンに入っての感想を聞かせてください。

今から32年前、高校生だった私は〘TOYS CLUB〙のデザインが大好きで、よく〘TOYS CLUB〙に通っていました。

あれから32年の時を経て、今こうして北原サロン、北原塾にて学ばせて頂いている中で、改めて北原さんとのより深い“縁”を感じております。

なぜなら、昨年7月に北原サロンに入会して以来、北原さんの母校でもある本郷高校ラグビー部OBの同期から、先ほどのビジネスの話があったり、新たなビジネスのデザインノベルティー制作を、元TOYS CLUB社員の織本さんにお手伝い頂くなど、北原さんとご縁のある環境の中で、人生が急転していうように思うからです。

また、北原サロンのメンバーの方々は、本当に多才な方ばかりで、様々なビジネス、文化を創造していけるチームだと思うとワクワクが止まりません。

皆がワクワクするようなビジネスを、皆さんと作ってみたいですね。 今後とも、宜しくお願い致します。

インタビュー後記

オンラインサロンをスタートした当初、まだオンラインサロンについてあまり世間の認知は低かった。
一部のトップランナーが牽引していたと思う。

筆頭は堀江貴文さん、そのあとをキングコングの西野亮廣(あきひろ)さんや幻冬舎の箕輪厚介(こうすけ)さんやオリエンタルラジオの中田敦彦(あつひこ)さんがオンラインサロンの魅力を語っていた。

オンラインサロンを設計する際、なんか得体の知れないものと言う感覚が蔓延していた。

北原さんは違っていた。
オンラインサロンの話をすると一言「面白い」という反応を頂き、オンライン立ち上げメンバーは一気に作業を加速させた。
オンラインサロンのプラットフォームを運営する会社はキャンプファイヤー。

僕たちはキャンプファイヤーとコンタクトして、オンラインサロンの設計をスタートさせた。

この半年かなりの学びを得ている。
メンバー内でZOOM会議をしたりしているが、そのツールは今話題であるリモートワークに他ならない
このサロンに参加しているメンバーはリモートワークのツールを自然と学び、今すぐ実行できるというわけだ。

今世間は閉塞感が蔓延し、先行きが不透明だ。
こんな時だからこそ、新しい学びを得て、新しいチャレンジをしたい

得体の知れない先を目指すのは実は誰でも怖いし、リスクを感じてしまう。
しかし 高野さんの話には可能性に満ち溢れていた。
高野さんが今まさにテイクオフしようといる。メンバー全員で応援したい。

さあ!ピンチをチャンスに変えよう

そのCHANGE をするのはうってつけの3月だと思う。
時間もある。仲間もいる。あとは行動だけ!

明るい時代をみんなで作りましょう。