1950年代、アメリカの玩具メーカー「IDEAL」がプラスチックで作った車、オールズモビルです。
ブリキが主流だったこの時代に、プラスチックを使うのは当時の最先端だったことでしょう。この車を手に入れた時は、ホコリやテープの後でかなり汚れていたのですが、ヤシの油のクリーナーを使い、毎日、毎日磨いていくとだんだんと輝きを取り戻し、感動するほど見違えるようになりました。スケルトンになっていて中のエンジンやシャーシーが見え、経年変化で少しあめ色になったプラスチックの色は、今となっては魅力のひとつのように感じます。約50cmもある大きなスケルトンの車は、見る度に輝きを取り戻したあの時の感動を思い出させてくれます。

北原照久facebookページより転記

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